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購買交渉業務から解放。欧米先進企業で導入が進むAI自律型交渉ソリューションが日本でのサービス提供開始


株式会社Nice Eze(本社:東京都港区、代表:松浦 学)は、AI自律型交渉ソリューションを提供するPactum AI社(本社:米国・カリフォルニア州、代表:Martin Rand)と業務提携を締結し、日本での同社サービスの提供を開始致しました。

AI自律型交渉ソリューションではAIチャットボットがバイヤー企業の代わりに各サプライヤー企業と契約交渉を行い、双方がWin-Winとなるように契約条件を擦り合わせます。また交渉過程・結果は自動で記録され、ダッシュボードで管理できます。

既に米国小売大手Walmart社や欧州海運大手Maersk社を始めとする海外大手企業で導入が進んでおり、導入企業のみならずサプライヤー企業からも高い評価を得ています。

人手をかけずに、契約当事者の双方にとって最適な契約条件を導き出します

多くの企業において、購買・仕入契約の約8割は管理が不十分で実質的な交渉がなされていないと言われています。契約数が膨大で人手が足りないこと、少額案件の場合は費用対効果が合わないことが主な要因です。バイヤー企業だけでなく、サプライヤー企業にとっても交渉機会がないことは大きな機会ロスです。現行の固定化された契約条件はサプライヤー企業にとって必ずしも最適なものではありません。

Pactum AI社のAI自律型交渉ソリューションでは、バイヤー企業に代わりチャットボットがサプライヤー企業と契約交渉を行います。
チャット形式での対話を通じて、双方がWin-Winとなる契約条件を自動で擦り合わせます。本ソリューション導入により、購買・仕入金額を適正化するとともに、人的リソースをより戦略的に重要性の高い契約に振り分けることが可能となります。

業務のデジタル化を推進します

交渉方法・ノウハウが属人的であったり、交渉内容・経緯が見える化できていないことも課題です。Pactum AI社のAI自律型交渉ソリューションは、業界のパイオニアとしてこれまで蓄積してきた膨大な契約交渉データを活用したスマートな交渉方法を提供します。また、チャットボットでの交渉内容は自動でデジタル化され、交渉結果はダッシュボードで一元管理できます。

責任者コメント

株式会社Nice Eze 代表取締役 松浦 学 コメント

「日本の労働人口の減少と高齢化は今後も続きます。これは危機ではなく、人間が担うべき業務領域を変え、AI等の最新技術をおおいに活用する生産性革命を実現する絶好の機会です。加えて、日本ではデフレから本格的に脱却しインフレに向かいつつあります。これまでの業務のやり方そのものを見直す必要があります。トランスフォーメーションで重要なことは業務の本質を見据えた上での割り切りです。Pactum社のAI自律型交渉はまさに割り切りそのもので、取引交渉に際し、双方の生産性改善に大きく寄与すると確信しています。重要な案件に人的リソースを集中する、それ以外はAIに任せます。PactumのAI自律型交渉という優れたコンセプトを、志を同じくする日本企業と連携しながら積極的に社会に発信していき、日本全体に貢献していきます。」

Pactum AI社 CEO Martin Rand コメント

「現在AIへの関心が非常に高まっていますが、自律型交渉は直近の5年間で発展してきた分野であり、その背景には自動化と自律性を活用して生産性を向上させるという長期的なテクノロジーのトレンドがあります。日本はすでにこの分野のリーダーであり、AI自律型交渉ソリューションを通じて日本企業及び日本経済に貢献できることに私どもは大変興奮しています。自律型交渉ソリューションを活用することで、ヒトはより多くの契約を管理することができますし、また、より上流工程または戦略的に重要性の高い契約に時間を割くことができます。Pactum社とNice Eze社のパートナーシップは日本経済全体にとって大きな意味を持つと確信しています。」

Pactum AI社について

【会社概要】

社名:Pactum AI, Inc.

本社所在地:800 West El Camino Real, Suite 180 Mountain View, California, 94040 United States

代表取締役:Martin Rand

事業内容: AI自律型交渉ソリューションプロバイダー

設立: 2019年 HP:https://pactum.com/

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